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木紅木通信No62 初夏号
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オーガニック菜園生活

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オーガニックガーデニング.丱

キクノールでオーガニックなバラ作りを楽しむ方に、年間を通してのお手入れについてお知らせしているコーナーです。

キクノールでオーガニック菜園生活

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業界誌『園芸新聞』に掲載されました

園芸新聞6月7日号5面

平成26年6月7日(土曜日)

きゅうりのホモプシス根腐れ病を抑制

きゅうりのホモプシス根腐れ病が福島県をはじめ東北で大発生している。この病気には(有)木紅木(菊地祐美子社長いわき市好間町上好間)のキクノール、キトサン液の効果があるといわれ、話題になっている。福島県伊達市の夏秋きゅうりのパイオニアである2人の農家の事例から、なぜ効果があるのかを探ってみた。

「キクノール」の潅水 新しい根がよくはたらく

平成20年のことだった。きゅうりの大産地である伊達地区に行ったら、おかしな病気が出て困っているから、見てほしいといわれた。この人たちは雨除け栽培のパイオニアで、10アール20トンの収量は上げている人たちである。

ホモプシス根腐れ病という病名はもとより対策もわからなかったから、なにをやったらいいかも正直わからなかったし、強い薬を使って収穫ができなくなるようになっても困るということもあって、うちには純正木酢液のキクノールというのがある。最悪治らなくても、収穫がなんとかできる程度にまでは回復できるかもといって、その日は帰ったんですと同社の鈴木朝武氏は語る。

最初はセンチュウか根腐れかはっきりしなかったので、まず水を吸わせてやって萎れが解消できればいいということで、水にキクノールを混ぜて、水のクラスターを小さくしてやると吸収が高くなるんではないか、小さい水だと木の中での移動速度も速いと本で読んだことがあるので、一時も早く萎れを解消するためにキクノールを希釈した水で株周りへの潅水をやるようにしてもらった。

一人の農家の藤原さんは畝全体に症状が出ていたので、潅水チューブで流し込みをしてもらった。あとは一緒にキトサン液というカニがらの資材を混用して潅水することで、新しい根を早く出してやることを併行してやった。

キクノール 200倍に希釈キトサン液潅水も効果

キクノールとキトサン液はどのくらい使ったかというと、木紅木ではきゅうりの場合は200倍の希釈を薦めている。つまり、地下水にキクノールが200倍になるように入れてもらっているようだ。

ただし、この症状が出た1回目だけは、キクノールは100倍、キトサン液は200倍と通常より濃い倍率でやってもらった。それ以降は通常のとおりキクノール200倍、キトサン液300倍を週に1回続けてくれるようにお願いした。

それで観察してもらったところ、「萎れが軽くなっているように感じられる」とのことだったので、これはいけるのではないかとの感触を掴むところまで行った。夏の盛りになるときゅうりの成りが多くなり、人間も忙しくなるから週1回はハードで、週1回はやりたくてもやれないけれども、萎れは出なくなり、やったところは遅くまで穫れたそうだ。

きゅうりのホモプシス根腐れ病にはキクノールとキトサン液を定期的にかけると解決できるということが広まって、私共はしてやったりと小躍りするばかりであったと鈴木氏は語る。

あくまでも週に1回かけることを条件にしたが、収穫が忙しくなるととてもかけている暇がないので、月2回を目安に薦めたそうだ。収穫が終了したところで根をもらってきて観察を行った。根にはしっかりと症斑が出ていたという。

「木酢ですから治ったとか、治るという表現は難しいと思うんです。ではなぜ症状が出なくなったかについて考えてみると、根にはしっかり病斑は出ているけれども、新しい根がキクノールの水を吸うとか、肥やしを吸うことで、新しい根が病気に負けないでどんどん出て、萎れも解消でき、それがきゅうりを成らせることにつながったのではないかと思うといっている。

約1カ月で症状止まる 収量も20トン(10アール)はクリアー

ホモプシス根腐れ病は福島県では早くから出たようで、1980年ころにはもう見つかっていたようだ。それで一時は問題になったけれども、5、6年前から大発生。しっかりした対処法はなかったみたいだ。

人によっては圃場を変えたりしているけれども、藤原さんのように同一圃場で栽培している人も多い。その後、この病気に関する研究も進んだため対策もなんとか講じられるようになっており、県とか農協ではクロールピクリンで消毒をしなさいという指導をしている。

木紅木の菊地祐美子社長はこう語る。やっぱりクロピクをやらないとだめみたいで、中には蒸気消毒も考えているようです。私共はキクノールの潅水を奨めています。失敗はできませんから確実な方法でやるしかありませんでした。

大月さんと藤原さんのところでも日中は萎れて夜になると症状が出たようで、なんとかなりませんかということでした。それで400から500リットルタンクに20リットルのキクノールを入れて、地下水と一緒に流し込みをできるだけこまめにやってもらいました。それと潅水後3リットルから5リットルのキトサン液を手潅水でいいからやってみてくださいとお願いしました。

大月さんのところは平成20年7月25日でした。だいぶ調子がよく、安心できるまでになりました。

キクノールの潅水が効いたのかキトサン液での潅水がよかったのかはわかりませんけれども、いまホッとしているところですとのことでした。

8月1日に訪問したら完全に止まりましたとのこと。藤原さんのところは7月7日に訪問したときは数棟ハウスがあるうち手前が一番被害が大きいということで、30本は植え直したそうです。異常な症状が出た株だけは手潅水を始めたそうで、7月7日にはかなり治まってきたといっていましたし、7月24日にはだいぶ症状が出なくなったとの電話があったので直接訪問したところ、症状は見えなくなったし、収量ペースが上がったといっていました。

結局、私共が奨めた木酢液のキクノールとキトサン液の潅水をすると、ホモプシス根腐れ病はストップするとの証明ができたわけで、このことが、いま福島県をはじめ東北では話題になっています。

ホモプシス対策

土壌環境をよくし根の活力高める

菊地社長と鈴木氏の話しから、なぜキクノールとキトサン液がホモプシス根腐れ病に効果があったかを検証すると、これらを潅水することによって、きゅうりの根が水分や養分の吸収を妨げないようにするとともに、新しい根を次々に出やすくしているからである。ホモプシス根腐れ病にかかっている根は衰退して、後から次々に出た根が活発に活動を始めるから病気も陰をひそめるということではないだろうか。つまり、キクノールとかキトサン液によって、土壌の環境が復元したということではないかということである。

土壌の環境条件をよくして、きゅうりの根の活力を高めることがホモプシス根腐れ病をだまらせることの一番の対策ではないかということのようで、この説にはかなりの研究者も同意している。

キクノールの効用はきゅうりのホモプシス根腐れ病を抑制するだけではなく、やはりきゅうりの灰色カビ病にも効果があることを埼玉県加須市の江森正さんが証明しており、やはり木酢液はいろいろな分野でも採用されている。

海外の野菜生産と消費事情 野菜と文化フォーラム

NPO野菜と文化のフォーラム(理事長・大澤敏之氏)は、5月29日(木)13時から東京都豊島区駒込3・24・3の女子栄養大学松粕軒において、平成25年度の定時総会と記念講演会を行う・講演の演者と演題は、東京青果貿易(株)取締役社長、日本青果物輸入安全協会会長守谷潤一氏。「海外における野菜の生産・消費事情と野菜の貿易動向」について講演する。


園芸新聞6月7日号5面

園芸新聞6月7日号4面

平成26年6月7日(土曜日)

光るハイテク技術 見事きゅうり栽培に生かす

江森正さん (埼玉県加須市大字北篠崎)

埼玉県加須市で施設きゅうりを栽培している江森正さんが「ハウスメールF」を導入して、温度の適正管理を行っているという情報をキャッチしたので、取材のため訪問した。ところがこればかりではなく、内張りカーテンに「快適空乾」を張って省エネをはかったり、あるいは純正木酢液「キクノール」の大ファンでもあるそうで、生きた情報をいっぱい持っているのに感心した。

ハウスメールF

低温・高温等携帯電話に 安心して外出、仕事できる

暖房シーズンになると留守にすることはできない。また、夜間にハウスを一巡して設定温度を保っているかどうかを確認、OKだったら安心して眠りについたものだ。そういうことがハウス農家の絶対条件だったようだが、いまはそうではない。

万一、温室やハウス内の設定温度・湿度に異常が発生すると、遠隔看視で即座に携帯電話で連絡が入り、園主から家族に対応を指示することができる。江森さんはそういう便利な 秘密兵器_の恩恵をだいぶ以前から受けているという。

「ハウスメールF」を導入したことよって、定期的な見廻り労力を軽減することができる。万一異常があって停電や、設定以上の高温とか低温になった場合には携帯電話に警報メールが届く。

携帯電話の使用者が本人以外の人、たとえば息子や奥さんであっても電話やパソコンさえ持っていればその人に届き、対応ができる。

使用方法は「ハウスメールF」本体に付属の温度センサーを取り付ける。本体にFOMAアンテナを取り付け、これによって携帯電話やパソコンに情報を送っている。

このほか子機を利用すれば、温度センサー4本、警報入力4系統、リレー出力2系統まで継続できる。さらに、このユニットは7台まで増設できるので、本体ユニットを含めて温度センサー32本、警報入力は32系統、リレー出力16系統まで接続することができる。

江森さんが「ハウスメールF」を使用したのはだいぶ前からで、センサーを3カ所に取り付けている。

「停電した時や温度に異常があれば、すぐにメールで知らせてくれる。いまはハウス・温室内の最低温度が10℃以下、最高温度は45℃以上になると連絡がくるように設定しています」といっている。

今年2月の大雪の時は温度が上がらなくなったのでメールが届き、すぐ対応できたので被害は避けられた。「これを導入してからどこにいても温室・ハウス内の温度がわかるので、とても便利です。温度がいつもわかるということは、非常に安心感があります。これまで一度もトラブルがなく作動しています」

江森さんは早い時期からパソコン、デジカメ、プリンターなどを駆使して、仕事や趣味に生かしている。「パソコンなどの情報機器は昔から好きでね。いままで自分で出来ないことを可能にしていくのが好きなんです。

それにはお金と暇がかかるけれどもね。それとあとはそういったことを教えてくれる人脈にも恵まれました」と言っている。

うどんこ病を克服 消毒の都度500倍で使用

純正木酢液キクノール

もう一つ、江森さんがこれはいいですよといっているのは(有)木紅木の「キクノール」という純正木酢液の使用である。

たまたま本号にきゅうりで発生が多いホモプシス根腐病の発生が極端に減ったという福島県の事例を特集している。

これは福島県の夏秋きゅうりの例で、江森正さんも「キクノール」を早くから使っており、ガラス室とプラスチックハウスの半促成きゅうりに使用している。

「キクノールもよく効くね。消毒のたびに500倍に希釈して、7日ベースでかけているけれども、うどんこ病は全くといっていいほど出ていません。埼玉県でもホモプシス根腐病がボツボツ出ていると聞いたので、その予防にと思ってかけたんだけれども、ホモプシス根腐病はもちろんだが、うどんこ病もピタッと出なくなったんです。

キクノールは潅水の都度かけるほうがいいんですよと教えてくれましたが、潅水だとあまり効果がないと思ったので、葉面散布に農薬と混合してかけたら、そのほうが効果があり、うどんこ病はほとんど出ません。私は消毒のたびに7日にいっぺん、いまでもかけています。これで、以前は春先きになると、発生が見られたものですが、いまは全く出なくなりました。これは木紅木さんのお陰と感謝しているんです」と江森さんはいっている。

最高のカーテンフィルム

手間を考えたら安い快適空乾

江森さんは700坪のきゅうり栽培を行っており、このうち400坪はダッチライト型のガラスハウス(8連棟)だ。もう30年くらいになるけど、トミタテクノロジーが施工したものだ。ダッチライトブームのときに施工したものである。

1棟の面積は間口6メートル、奥行き40メートル、以前は3ベットにしていたが、通路(2メートル)も幅(1 5メートル)も広く取っており、株間は50センチの振り分けにしている。

通路幅を広く取っているのは作業性をよくすることと、光線がよく当たるからで、気分もよい。品種は埼玉原種育成会の「春栄」。パートが5人いるが、接ぎ木もできる人たちだから、苗作りも自分で行っている。1月20日に播種、定植は2月15日ごろ。埼玉原種の中村さんに「みんなより群を抜いて先に出すにはどうしたらいいでしょうか」と聞いたら、「それは簡単だ。元肥を半分以下に減らしたらいいでしょう、それから炭酸ガスを焚きなさいよといわれましたので、そのとおりやっていますけれども、3月10日ごろから収穫になりました。しかも、なるわなるわ、良品がよく穫れるんです。だから、この品種は最高です」といっている。

江森さんは北埼一元に出荷をしていて、10キロ入りのダンボールに50本詰めで出荷している。温度管理等については「ハウスメールF」の項を参照していただくとして、江森さんはガラスハウスも、また、プラスチックハウスの300坪にも中のカーテンフィルムに「快適空乾」を採用している。

「カーテンは三菱樹脂アグリドリームの快適空乾で、一番早いのは4年前でした。今年の1月にプラスチックハウスの300坪にも張りました。ですから全部で500坪に張っています。

なにがいいかというと、水滴のボタ落ちがないから室内がいつも爽やかなことです。きゅうりの施設内はどこのうちでもジットリしてますからね。それと融着しにくく、今日みたいに暑い日でもフィルムの展開がらくなんです。もちろん、光もハウスの隅々までよく入るんです。このフィルムには小さな孔が多数あいていますので、もちろん保温性もあって、カーテンとしては最高ではないでしょうか」

私は夏場よりも冬場に展張

カーテンフィルムの取り換えとか新品を張る場合はたいがい夏にやる人が多い。暑い最中だから作業がたいへんだ。うちでは、夏は絶対にそういうことはしていない。12月か1月にやるようにしていますと言っている。

「それとうちのパートさんは5人ともよく働くんです。とくに早い人は早朝からきてくれています。温室もプラスチックハウスも濡れないし、作業性がよいといって喜んでくれるんです。だから私はカーテンフィルムは快適空乾に勝るものはないと思っているんです」と高く評価している。

「快適空乾」の長所についてはいまさら説明をするまでもなく、誰でも知っている。でも、最後にいわれるのは値段がちょっと高いんでという声が多い。しかし、江森さんはこういっている。

「なぜみんながこのフィルムにしないのかと私は不思議で仕方がない。手間を考えたら、快適空乾にしたほうがずっと安いと思う。それとそのほうが安心していられるからね」


園芸新聞6月7日号4面
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