“腐葉土”は肥料分類上“馬ふん堆肥”などと同じ「特殊肥料」の中の「堆肥」に分類されます。
昨今、農家さんの間でも“畜ふん堆肥”等の過剰な施用による土壌病害が報告されています。
これは、「畑のために...」と長年続けてきた堆肥の施用により、堆肥中に含まれる肥料成分が土壌に蓄積してしまった事が原因だと言われています。
また、腐葉土などを作るために、発酵促進として“鶏ふん”や
“米ぬか”を施用することもありますが、やはり使用する量には注意が必要でした。
畑に悪い影響を及ぼさない「腐葉土のような堆肥」作りに着手し、自社試験農場で実際に野菜の栽培に使用したり、“オーガニックコットンプロジェクト”参加圃場にて使用していただき、良い結果が出ております。
今回、ご案内するのは、堆肥化完了後にしっかりと寝かして、すでにミミズやダンゴ虫などが堆肥中に生息している
「生物性豊かな堆肥」となっています。プロの農家さんからも
「こういうのが欲しかったんだ!」と大絶賛なのです♪
一般的に言われる完熟堆肥とは、刺激臭が無く土の香りがして原料の形が残っていない程発酵が完了した物の事を言いますが、出来ればミミズやダンゴ虫が入っていれば更に安心して使用できます。 |
木紅木の畑では、こうしたミミズやダンゴ虫がたっぷり入った「菜園用の生物性豊かな堆肥」にキクノールをかけてから3ℓ/㎡程度をすき込んでいます。 |