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針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」は 土壌改良材です。

木紅木 針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」について

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木酢液とは

元来、炭焼きの煙を冬の外気で冷やして液代採取したもの-この時はまだ"粗木酢液と呼ぶ"-を数ヶ月~半年以上静置して、比重の重いタール分を分離除去した、赤・茶褐色で透明な液体のことで、樹木の成分が凝縮された自然のエキスです。
「木酢液」は強酸性で酢酸などの有機酸をはじめ、200~300種類もの成分が含まれていて、独特の香りがあるために、昔から主に、農業の現場で虫を寄せ付けないように利用したり、薄めて農作物にかけて病気が入らないように、元気に育つようにと、珍重がって使用されてきたものなのです。
特に、戦後は化学肥料や農薬が台頭する中、自然に沿った栽培を志す篤農家の方達の知恵と工夫によって化学農薬を凌ぐ素晴らしい効果を実証してきたのです。

近年は、「道の駅」や「ホームセンター」などでもたくさん見かけるようになりましたが、その多くは炭焼きの副産物であり、高温の時の煙を採取してしまうと、発ガン性物質が含まれてしまいます。
日本木酢液協会では、これを除去するよう指導していますが、市場に出回っている木酢液の品質に大きく違いがあるために、国・県・農協等の指導的立場にある方々からは、減農薬の一助として未だ正面きっての支持がいただけないところです。そこで木紅木では、炭焼きの副産物としてではなく、発ガン物質が検出されていない高品質の木酢液(商品名純正針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」)を作るために炭を焼いています。

木紅木の姿勢

木紅木では発がん性物質が生成されないように特にその品質にこだわり、炭焼きの副産物としてではなく、高品質の木酢液を製造するために専用プラントにて煙の温度を120度までと一定管理し、細心の注意を払い製造しています。

原料は樹皮の入らない針葉樹のみ。その液体は美しい赤褐色で透明。
Phは2.2~2.8(一般の木酢液ではおよそPh4~3.4)、糖度8~12でほんのりと甘みのある香りがします。
3-4ベンツピレンなどの発ガン性物質は検出されておらず(検出下限以下)、酢酸をはじめとする有機酸と、微量要素の成分含有率が高く、また、他社の木酢液(竹酢液)からは全く検出されていない肥料成分のカリウムやグリセリルホスホリルコリン(リン酸分)、グリシン(アミノ酸)等がわずかながら含まれています。(他社製品からは未だ検出されたものはなく珍しい:「生命の水研究所」分析)これが使用された農家さんより「違いが分かる」と絶賛をいただくゆえんではないかと思われます。

針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」について

原料の木材(針葉樹)は長年土から養分を吸って生育したものなので、肥料成分が含まれて当然なのではないか。
炭焼きが主目的ではなく、木酢液を採るのを目的として低温で焼くために、ミネラルや肥 料分等、有効成分を失うことなく他社にはない良質の木酢液となっています。
もちろん蒸留の必要もなく、水で薄める等一切行っておりません。
また、針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」は最低半年間は静置醸成して、最下層のタール分に近い部分は木酢液の範ちゅうに入れず、中間層の上層だけを針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」として出荷しています。下層のタール分は正露丸の原料として出荷しています。

ところで、木酢液の発ガン性物質を問題視する向きがありますが、私達がいつも食べている焼肉・ ステーキ・焼魚・ハム・キャベツ・大豆・ほうれん草等の方が、木酢液の100倍~500倍も含まれてい るということもあります。ごくごく微量の発ガン性物質に振り回されて、木酢液の本質の良いところを 見失うことのないようにしたいものです。

日本炭窯木酢液協会会長の三枝敏郎博士は、「木酢液は200種以上もの成分が入っていて、複合的に全体としてのパワーを発揮するもので、成分を取り出して議論するのはナンセンス。木酢液の有効成分は木酢です」と述べられております。
また、日本の賢い農家さんや一般ガーデナー達も、すでにそのことに気づいて工夫を重ね、無農薬・極低農薬を実現し、胸を張って「食の安全」「環境保護」に役立っています。

80~90%が水分

主成分 酢酸
有機酸類 酢酸、蟻酸、プロピオン酸、ラク酸、吉草酸、カプリル酸
有機化合物 アルコール類、エステル類、フェノール類、アルデヒド類
その他 カリウム(肥料成分)、グリシン(アミノ酸)、 グリセリルホスホリルコリン(リン酸分)

「木紅木キクノール®」と一般の木酢液(竹酢液)との違い

  キクノール 木酢液 竹酢液
原料 針葉樹 広葉樹
Ph 2.2~2.8 3前後 3前後
肥料分 カリウム(肥料成分)、
グリシン(アミノ酸)、
グリセリルホスホリル
コリン(リン酸分)
皆無 皆無
全野研推奨
「全国野菜園芸技術研究会」推奨品
「(財)MOA自然農法文化事業団」指定資材
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針葉樹木酢液「キクノール®」の働き

「木紅木キクノール®」は強酸性ですので、濃くして(30倍~200倍)使うと、抗菌力を発揮して土壌の病気や連作障害の改善に役立ちます。
土の中の有用微生物がたくさん繁殖してふかふかになり、毛細根がたくさん出るので、地上部では病気を寄せ付けない活力ある樹に育ちます。木酢液は有機JAS法で認められた「土壌改良材」です。

また、300~800倍に薄めて植物(作物)に散布すると親和性と豊かな反応性でものを溶かし込む力が働いて、光合成が高まり植物の活性化に役立ちます。

葉が立って日当たりがよくなるので、徒長を抑え病害虫が減って糖度も上がり、その上針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」で土壌改良し、植物活性のために散布していると、植物(作物)が元気に育つので、化学農薬の使用を格段に減らすことが出来るのです。

ガーデニングや自家菜園の世界では「草花の色が鮮やかで、花持ちが良くなった。」とか「化学薬品がいらなくなって、天敵がふえたのか害虫に食べられることがなくなった。」とたいへん喜ばれています。
「この香り(匂い)が大好きで一日中畑にいても疲れない」とか、「心が癒されるような気がする」という声がたくさん寄せられています。

針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」で作った野菜、果物は美味しい!

「味がついてないのに何?この甘さ!!」

蒸し野菜の一切れ一切れの食感と甘さに、集まった食のジャーナリスト達が全員驚嘆するばかり。
ご飯はひと粒ひと粒が立ち、実に存在感のあるしっかりとした美味しさで、冷めるとまるでお赤飯のようだった。「このお米や野菜がどこで買えますか?」と会期中(野田琺瑯の新商品ホワイトシリーズのデモンストレーション時)毎日聞かれて困ってしまいました。

~人の生命を育み、支え、命になじむ美味しいお料理の研究に心血を注ぐ親しい友(吉田玲子さん)からの嬉しいお便り

そうです。その食材はすべて針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」を使用して作られたものだったのです。
「食料自給率の低下」「身士不二」「地産池消」「スローフード」に「食の安全」と、食に関する警鐘が飛び交う中、有機農業や自然農法等、多くの場面でお手伝いできるのが、炭と木酢液なのです。

ところが、平成14年夏の無登録農薬の事件以来、木酢液までも無登録農薬扱いで、農業の現場は大混乱に陥ってしまいました。
その上、改正農薬取締法による罰則規定の強化と「特定農薬」の新設で指定の枠に入らず、木酢液は使ってよいのか悪いのか、生産の現場は大変な不安と懸念で錯綜としておりました。
加えて、今回の農薬取締法では、自家用菜園であっても決められた農薬以外の薬剤を使えば罰則の対象となりますので、特に化学合成農薬の使用については、充分な注意が必要となります。

法の取締りが厳しくなったことで、訳もなく木酢液の使用を自粛して、使いたくても使えない産地が多い中で、反面、木酢液のおもしろさ、素晴らしさを実感してしまった生産者や、マイナー作物で使える農薬がない産地では、それとは対照的に、天候不順の中でも減収どころか、全く動じることなく針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」を高品質農産物の差別化商品対策(こだわりの農産物)として産地化、利用をすすめているところも増えてきているのです。
中国をはじめ、外国産の農産物が押し寄せる中、安心・安全で消費者に喜ばれる野菜・果物を生産するための「基本資材」として、また、お庭でつくる野菜やガーデニングに、安心して使える「民間農業資材」として木酢液はまさになくてはならない「助っ人」なのです。

このままでは日本の文化ともいえる伝統農業や有機栽培農家の創意工夫が否定され、消費者に喜ばれる偽りのない安心安全な農作物つくりを目指す人のやる気もそぐことになってしまいます。 日本国民の食料を担う農家がこれ以上元気をなくしてしまったら、日本の国そのものが危うい存在となってしまうことを考え、平成15年1月10日、有志の梶みゆきさん(無農薬でバラづくりの先駆者)と共に衆議院の吉野正芳議員をお訪ねし、時の農水副大臣・太田豊秋先生と農水省林野庁に対して「これまでどおり農家や一般のガーデナーが安心して木酢液を使用していけるように」と陳情・請願してきました。その後、現在に至るまで木酢液は使用する本人が効果があると認めて使用するのは問題なし、ということになっております。
本物木酢液が応援します。木酢液は、有機JAS法によって国が認めた「土壌改良材」であり、樹が生き生きと元気になる「植物活性液」なのです。

1.作物の生命力を活性化させてくれるその不思議なおもしろい液体"針葉樹木酢液「木紅木キクノール®」"で
『苦痛な防除からおもしろ作業へ』移行しましょう。
2.初めて野菜づくりに挑戦する人でもお年寄りでも、マスクもめがねもなしで簡単に使用することが できます。

病害虫を農薬で殺すのが防除なのではなく、病害虫が出にくい環境を整えていくことも防除であり、むしろそのことが防除の本道といえよう。
近藤康男氏 (農文教名誉会長106歳)

今からでも間に合います。
今年のあなたの作物は、病害虫や天候に左右されない、しっかりとしたものが作れます。子供や若い人が野菜を好きになってたくさん食べてくれます。
そして、地域に市場に、太陽の恵み、土の恵みで育てられた、地場のブランド農作物をたくさん供給していきましょう!

長年、学者であるお立場から月刊「現代農業」などで炭や木酢液を真眼を以って支えて下さった近藤康男博士が平成17年11月106歳で永眠されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。(合掌)
有限会社木紅木 代表取締役 菊地祐実子

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