針葉樹木酢液「キクノール」の有効活用法参考事例【キャベツ・白菜・葉物野菜編】
※木酢液キクノールは農薬ではありません。土壌改良材としてお使いください。
【定植前】
連作障害改善のために、前作の収穫終了後土壌分析を行い
それをもとに施肥設計を行う。
■施用量
キクノール原液60L(20L:3本)
■希釈倍率
30倍 ※30倍より薄くしないでください。
■希釈液作成量
1,800~2,000L
※上記作業の1~2日前までに土中をよく湿らせておく。
※上記の「キクノール」液を2L/㎡毎に全面散布して耕起し、
ビニール被覆をせずに5日から1週間以上経過した後、定植します。
※「キクノール」の土中の効果は腐植の含有量と水分量によって
著しく異なります。
不足の場合は木炭チップや樹木土を併用するとより効果的です。
【育苗時の潅水】
800倍液を本葉発生後1回、
その後水やりのときに500倍液で。
(定植までに2~3回以上行ってください。)
【定植時】
■定植時の潅水:キクノール200倍+キトサン液300倍で1L/株。
■苗のどぶ漬け:キクノール300倍+キトサン液500倍で。
※倍率を間違えないようお気をつけください。
【潅水時】
液肥がわりにキクノール3~5L+キトサン液2L/反(月1~2回)で
発根を促す。
液肥との混用はキクノール300~500倍液(月1~2回)
【葉面散布・農薬散布時】
※農薬混用可、展着剤不要
「キクノール300~500倍+農薬」
※農薬混用時は、キクノールを先に希釈した水で農薬を溶くと
良く溶け農薬の効きが良くなります。(散布後の乾きが早い)
※病害虫のひどいときは、上記のとおり散布し、
3~4日後にもう1度農薬を入れずに
キクノール+キトサン液(300~400倍)で追いがけ散布すると
立ち直りが早いです。
※キクノール・キトサン液の土壌潅注・葉面散布はリン酸の吸収が良くなるので
収穫物が色よくきれいに仕上がり、味と香りが際立ちます。
※注意:アルカリ製剤(ボルドー液)やアミスターなど混用不可のものとは混ぜないでください。
ご使用方法等についてご不明なことがございましたら
いつでもご遠慮なくお問合せくださいますようお願いいたします。