針葉樹木酢液「キクノール」の有効活用法参考事例【桃・りんご・梨・果樹類編】
※木酢液キクノールは農薬ではありません。土壌改良材としてお使いください。
【土壌改良】・・・これが一番肝心!!
これをやったかやらないでは大きな差がでてしまう!これが一番のオススメです。
改植・植栽の1週間前に「キクノール」30倍液を堆肥や炭をまいた上から
2L/㎡毎に全面散布して耕起し、1週間経過した後植栽します。
(全面散布後1週間はビニール被覆はしないでください)
全面散布前に土がしっかり濡れていることが肝心です。
植栽後は200倍液をたっぷり潅水してください。
※「キクノール」の土中の効果は腐植、水分の含有量によって著しく異なります。
不足の場合は粉炭を10aあたり20~30袋投入してください。
【潅水・潅注】
植栽した後や、古木の樹勢を回復したい時に
根張りを良くし、肥料分の呼吸力を高める効果がある。
土壌に200倍液をたっぷり潅水・潅注しましょう。
【葉面散布】
農薬を溶かし込む働きで減農薬
キクノールは水の分子(クラスター)を細かくし、農薬の浸透効果を高めます。
キクノール500倍+指定農薬
※アルカリ性の農薬(ボルドー・その他混用不可農薬)との混用はお避けください。
※キクノールを希釈した水に農薬を混ぜてください。
【葉面散布】
葉の照り・ツヤを良くして光合成を高める。
これをやっておけば農薬も減らせるし、樹は丈夫になるのでオススメです。
キクノール単用:500倍~300倍
※消毒した後1~2日以内に追いかけて単用散布・・・癒しの効果大
※通常の散布量よりも多めに散布することをオススメいたします。
凍霜害について
木酢液の中のフェノール成分が氷核活性細菌を阻害することが分かっている。成分のひとつに菌を殺す効果があり、別のひとつは菌は殺さないが、氷核になる小胞体を破壊する効果がある。トウモロコシの苗の試験では、木酢酢をかけたものとかけないものを用意しマイナス4度の冷蔵庫に置いて枯死状態を調べた結果、木酢液をかけたものは枯死せず、凍霜害予防の効果がみられた。
(社)長野県農協地域開発機構 資料より
※尚、作物ごとの詳しい使用法等についてご不明なことがございましたら
いつでもご遠慮なくお問合せくださいますようお願いいたします。