トマト苗に対するキクノール散布の効果 三菱MKV
1. ポット育苗(4号ポット)における徒長防止、健苗育成の効果を
確認する。
2. キクノールは希釈倍率が適当であれば、トマト苗の徒長を抑え
根量を増加させる結果、T/R率の低い良好な苗となった。
3. 250倍では初期に生育害を生じ、1000倍ではやや効果が少なく、
500倍液の灌水代わりの散布が適当であった。
4. 500倍区の苗は草丈はやや低く、地上部重は大きく、葉長は短く
葉巾は広く、根重が大きい良い苗となった。
5. 別に行ったセル苗のテストでも同様なことが認められた。
6. 試験はMKVエース農研のビニールハウスで行った。
※ NO3 に250倍で初期に生育害を生じ・・・とありますが、
逆にとらえますと、200~250倍をうまく使うと抑える働きになると
見ています。(M.K氏の事例参照)
実際、埼玉、千葉、茨城、栃木、福島のお客様では、
キュウリに限らず、成り物全般200倍をうまく使い分けして
いただくようになって、(月2回の200倍流し込み)
薬剤散布の量、回数共に大きく減らすことができ、
最後まで、良品・多収穫となっていらっしゃいます。